リウマチ
Rheumatoid arthritis
リウマチ
Rheumatoid arthritis
リウマチ性多発筋痛症とは、50歳以上の方(多くは70~80歳)に発症する、急な痛みやこわばりなどを引き起こす原因不明の病気です。
名前に「リウマチ」と付いていますが、「関節リウマチ」とは異なる病気です。
また、「筋痛症」と付いていますが、筋肉よりも関節の痛みが中心となることが多いです。
なんともややこしい名前ですね。
治療の第一選択薬は、プレドニゾロン(ステロイド薬)という飲み薬です。
1日あたり10~20mg程度で開始することが多いです。
初期量が十分であれば、症状は数日で軽減してきます。症状や血液検査所見が改善してくれば、ステロイドを数週間~数か月単位でゆっくりと減量していきますが、減量中に病気がぶり返してしまうこともよくあります。
経過が良ければ最終的にステロイドをやめられることもありますが、その場合で2~3年はかかることも少なくありません。
また、ある程度の量を長期にわたって継続する必要がある患者さんもおられます。